歯磨きイヤイヤ期、うちはこう乗り越えた|共働き家庭の時短アイデア集

「もう毎晩バトルよ…。歯磨きしようって言うだけで大泣き!」

「うちも同じ。でも、最近やっとコツがつかめてきたかも?」

「えっ!それ聞きたい!」
はじめに:いやいや期の歯磨き、悩むのはあなただけじゃありません
歯磨きの時間になると泣く、逃げる、怒る…。
そんな「いやいや期」の歯磨き問題に悩む家庭は、とても多いんです。
特に共働きのご家庭では、時間も心の余裕も限られていて、歯磨きひとつが一大イベントに。
でも大丈夫。
我が家も同じように悩み、試行錯誤してきました。
この記事では、実際に効果があった**「時短かつ楽しい歯磨き習慣化の工夫」**を、体験談とともに紹介します。
いやいや期に歯磨きを嫌がる理由とは?
発達段階の「自我の芽生え」
歯磨きを嫌がるのは、成長している証です。
1歳半〜3歳ごろは「自分でやりたい」「指示されたくない」という気持ちが強くなります。
それが「いや!」という態度で現れやすいのです。
たとえば「お着替えも自分でやる!」と主張するのと同じで、歯磨きも親にされることが嫌なんです。
イヤイヤ期の歯磨き拒否は、しつけの失敗ではなく“心の成長”。まずは「うちの子だけじゃない」と安心してください。自我の芽生えは成長の第一歩です
いやがる歯磨きをスムーズにする7つのアイデア
歌やリズムを活用する
歯磨きを楽しい遊びにするだけで、嫌がらなくなります。
子どもはリズムや繰り返しが大好きです。
YouTubeの知育ソングをかけながら磨くだけで、泣き顔が笑顔に。

♪我が家のお気に入り♪
・「歯磨きしゅっしゅのうた」
・「歯ブラシ電車」
・「はみがきのうた」
・「はみがきじょうずかな おかあさんといっしょ」
お気に入りの歌を“合図”にするのがポイントです。
「音」で気分を切り替えましょう♪
歯磨き絵本を使う
絵本を取り入れることで、歯磨きが「怖い・イヤなこと」から
「楽しい・知ってること」に変わっていきます。
主なメリットは以下の通りです。
歯の大切さを感覚で理解できる
たとえば「むしばいきんがやってくる!」といった表現で
「なぜ歯を磨かないといけないのか」を自然に学べます。
説教より、楽しいストーリーの方がずっと効果的ですよね。
おすすめのはみがき絵本3選
①『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』

(くぼ まちこ/アリス館)
歯ブラシが「はみがきれっしゃ」に大変身!
リズミカルな展開で歯磨き時間が一気に楽しく。
②『ノンタン はみがき はーみー』

(キヨノ サチコ/偕成社)
「ノンタン」が歯みがきをイヤイヤしながらも、
お友だちと一緒に頑張る姿に子どもも共感。
↓↓我が家の一番のおすすめです!↓↓
③『歯ブラシロケット』

(木下ゆーき/学研)
おててスイッチを使いながら歯ブラシをロケットに見立てて、
いつも笑いながら楽しく歯磨きが出来る。
一つでも興味があるものがあれば図書館や本屋さんで手に取ってみてください♪
子どもに選ばせる
自分で選ぶことで、やる気が出ます。
「自分で決めたい」という欲求が満たされるからです。
「どっちの歯ブラシがいい?」「ママが先?それとも○○くん(ちゃん)が先?」など選ばせる工夫を取り入れました。好きなキャラクターの歯ブラシを二本用意して選ばせてあげると効果的です!

些細な選択肢でも「主導権を握った」と感じられるのが大事です。
小さな選択でも効果大!
歯磨きタイマーで時間を決める

時間を決めることで、見通しが立ちやすくなります。
「いつ終わるかわからない」がストレスになる子は多いです。
30秒タイマーをセットして「これが鳴ったらおしまい!」と言うと、協力してくれるようになりました。
「終わりが見える歯磨き」で安心感を与えましょう。
タイマーで不安を解消!
ごっこ遊びにする
遊びながらの歯磨きは、イヤイヤを軽減します。
想像の世界に入ると、行動のハードルが下がるからです。
「虫バイキンを退治しよう!」とヒーローごっこ風にしたり、ぬいぐるみに磨いて見せたりするとノリノリに。
我が家では、アンパンマンのぬいぐるみに歯ブラシを持ってもらい、「〇〇くん(ちゃん)に虫ばい菌を退治するよ」となりきることでスムーズに歯磨きをしてくれます。

「遊び」と「ケア」を組み合わせるのがコツです。
歯磨き=楽しい遊びに!
姿見や動画で自分を見せる

自分の姿を見ることで納得して動きやすくなります。
子どもは「見られている自分」に関心があるため、自分で確認できると安心感が生まれます。
鏡の前で一緒に磨いたり、スマホのインカメラで映して「お口見えてるね」と声かけすると◎。
鏡や動画で“視覚フィードバック”を活用しましょう。
「見える化」で納得感アップ
ごほうびカレンダーを使う

視覚的に達成感が得られると、継続しやすくなります。
自分でシールを張ることがすごく楽しみになるようです。
イヤイヤ期の子でも「できた!」という実感がモチベーションにつながります。
歯磨きできた日はシールを1枚。「7枚たまったら特別おやつ」などの小さなご褒美でやる気UP。
頑張った成果が目に見えるようにすることがポイントです。
見えるごほうびが効果的!
おわりに:焦らず、楽しみながら習慣にしよう
いやいや期の歯磨きは、親にとっても子にとっても本当に大変な時期です。
でも、日々の小さな工夫や声かけで、少しずつ歯磨きを習慣にしていくことができます。
「できない日があっても大丈夫」「昨日より今日、今日より明日」と思えるようなやさしい習慣づくりを、ぜひ今日から始めてみてください。
今日から少しずつでOKです!
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