毎日の食事作り、買い物、そして家計管理…。
共働き家庭にとって「時間」と「食費」のやりくりは、常に頭を悩ませるテーマですよね。
毎日の食事作りや買い物に追われて、
「もっと時間が欲しい」「食費を抑えたい」と感じていませんか?
そんな共働き家庭に注目されているのが、セカンド冷凍庫。
でも正直、「冷凍庫を二台持っても本当に使いこなせるの?」と
心配になる方も多いはずです。
実は、まとめ買いや作り置き、非常時の備蓄など、
セカンド冷凍庫があるだけで家事も家計もグッとラクに。
「買い物回数が減って家族時間が増えた」
「食材ロスが減って節約できた」など、
嬉しい変化を感じる家庭が増えています。
この記事では、セカンド冷凍庫をムリなく使いこなす方法と、
選び方のコツをわかりやすく解説します。
導入前の不安がスッキリするはずですよ。

「セカンド冷凍庫が欲しいけど、電気代は大丈夫?」「本当に便利なの?」

うちで実際に使っているから色々と教えるね
そんな疑問を持つ方に向けて、4人家族の我が家で実際に使っている アイリスオーヤマ 前開き冷凍庫 142L(IUSD-14A) のレビューをまとめました。
導入して良かった点・デメリットまで、実体験をもとに詳しくご紹介します。
- アイリスオーヤマのセカンド冷凍庫(IUSD-14A)の 基本スペックと特徴
- 実際に我が家で使って感じた メリット・デメリット
- セカンド冷凍庫に入れている具体的な食材と使い方
- 電気代の実際の増加額と、節約につながったポイント
- 静音性やサイズ感など、設置前に気になる点
- 購入前に注意すべきポイント(直冷式 vs ファン式の違いなど)
- 使ってみてわかった 意外な便利ポイントや失敗談
冷凍庫二台目を導入した理由

我が家では、アイリスオーヤマ 前開き冷凍庫 142L(IUSD-14A)を導入しました。
上記のセカンド冷凍庫は内容量は142Lであり、省エネ性能が高く、静音設計ということで購入に至りました。
3人家族以上であれば140L以上というのが調べていたので購入しました。
元々は、節約・時短をしたいということでセカンド冷凍庫を検討していました。
実際に調べていく中で「電気代は増えるけど本当に節約になるのか?」でした。
・大容量でまとめ買いできる → 食費の節約
・買い物回数が減る → 時短につながる
・離乳食のストックができる → 家事の負担軽減
というメリットを考えると、多少の電気代アップは十分にカバーできると判断。
容量や設置スペースも調べ、納得した上で購入しました。
どんな食材を入れているか

我が家のセカンド冷凍庫には、業務スーパーやコストコで買った食材を中心に保存しています
カテゴリ | 内容 | ポイント・目的 |
---|---|---|
コストコ | パン・ベーグル・チーズケーキ・お肉・魚 | 大容量を購入して冷凍保存、食費&買い物回数の節約 |
業務スーパー | 冷凍食品(レンジでおかず完成) | 忙しい日の時短調理に大活躍 |
スーパーで購入 | 納豆(2週間分購入) | 半分は冷蔵、半分は冷凍で保存期間を延長 |
スーパーで購入 | 食パン(2袋購入) | 1袋は冷蔵、もう1袋は冷凍保存 |
自宅調理 | ごはん(5.5合炊き→タッパー冷凍) | 毎回炊く手間を減らし、すぐ食べられる |
自宅調理 | 離乳食ストック(製氷機で冷凍) | 少量ずつ冷凍して、必要な分だけ解凍できる |
夏の便利アイテム | かき氷専用カップ | 夏の手作りデザートに便利 |
夏の便利アイテム | アイス枕 | 節電&暑さ対策に役立つ |
デザート | 冷凍バナナ | 手軽にアイス風デザートに変身 |
災害・備え | 2Lペットボトルを凍らせた飲料 | 保冷剤代わり・停電時の備蓄にもなる |
日常使いの食品からデザート、日用品まで幅広く収納できるのでとても助かっています。
実際に使って便利だったこと

セカンド冷凍庫を導入して感じたのは、
「冷凍庫に余裕があると心にも余裕が生まれる」ということ。
車運転している時にガソリンが満タンだと安心するけど、
ガソリンが残りわずかだと焦るような感覚に似ています。
ふるさと納税の返礼品や業務用食品も余裕をもって保存できるようになりました。
また、買い物頻度も 週2回 → 10日に1回程度 に減少。
食費の節約と買い物時間の短縮につながり、家計と生活の両方にメリットを感じています。
想定外に良かった点
- 子どもたちの成長に合わせてたくさん冷凍できる安心感
- 惰性の外食が減り、食費がさらに節約できた
- 「冷凍ストックがある」という精神的な安心感
- 静音性能が良く、リビングで過ごしていても音がまったく気にならない
気になる電気代は?

実際に使ってみたところ、月800円弱ほど電気代が上がった感覚があります。
IUSD-14Aは 省エネ基準達成率158% の省エネモデル。同クラスの冷凍庫と比較しても電気代は安い部類に入ります。
外食が減ったり買い物頻度が減ったことで、むしろ家計全体ではプラスになっています。
お金や時間の節約につながり大満足の買い物となりました。
アイリスオーヤマ 前開き冷凍庫 142L(IUSD-14A)について
我が家が購入した冷凍庫二台目がアイリスオーヤマ 前開き冷凍庫 142L(IUSD-14A)です。
【 アイリスオーヤマ セカンド冷凍庫(IUSD-14A)スペックまとめ】
- サイズ:高さ 129cm × 幅 47.5cm × 奥行 63.5cm
- ドアの開き方:右開き
- 定格内容積(内容量):142L(冷凍室専用)
- 年間消費電力量:319kWh/年
- 省エネ基準達成率:158%(2021年度基準)
- 運転音:約28dB(静音設計)
- 方式:ファン式(自動霜取り)
それぞれ詳しく説明していきます。
サイズ:高さ 129cm × 幅 47.5cm × 奥行 63.5cm
※各10㎝は開けて設置するように注意書きがあるので上記に加えて+10㎝は必要。
我が家の場合は小数点は切り上げして、
高さ 140㎝ × 幅 58㎝ × 奥行 74㎝をセカンド冷凍庫を置くスペースとして確保しました。
日本人平均身長 に合わせて冷凍庫の前に立つと
男性172㎝ (胸くらいの高さ)
女性159㎝ (肩くらいの高さ)
冷凍庫の上部がくる形になります。

ドアの開き方:右開き

右利きの方が多い家庭や冷凍庫設置場所の右側が壁となる場合は右開きが良いとされています。
我が家もばっちり当てはまっています。
逆の左開きのものであれば、左側が壁になるように設置することが推奨されています。
しかし、上記のサイズ感でもあるように設置場所から10㎝開けていても右側が壁であると開閉の度に扉が壁にぶつかってしまいます。
そのため、100均で購入したぬめりぽっちを壁とぶつかる場所に張り付け緩衝材として使用しています。

定格内容積(内容量):142L

定格内容積とは、扉の厚みや庫内の部品を除いた「実際に収納できるスペースの合計容量」を表します。
家族構成によって、必要な容量は異なるので何人家族でどれくらい冷凍保存するかを考えた上で容量を決めるのが良いと思います。
家族人数 | おすすめ容量 | ポイント |
---|---|---|
2人暮らし | 60〜100L | 作り置きや業務スーパー利用にちょうど良い。省スペースタイプも多い。 |
3〜4人家族 | 100〜160L | 冷凍食品・ふるさと納税の肉や魚をストック可能。まとめ買い世帯向け。 |
4〜5人家族 | 160〜200L | 子どものお弁当用冷凍食品や大容量パック保存に安心。 |
5人以上 | 200L以上 | 大量の食材ストックやコストコ・業務スーパー常用家庭におすすめ。 |
年間消費電力量:319kWh/年
電力会社によって料金に差は生じますが下記の表を参考にしていただくと電気代の予測が立てやすいです。
【年間電気代の目安(レンジ表示)】
年間消費電力量(kWh) | 25円/kWh の場合 | 30円/kWh の場合 | 35円/kWh の場合 |
---|---|---|---|
50~100 | 1,250~2,500 円/年 | 1,500~3,000 円/年 | 1,750~3,500 円/年 |
100~150 | 2,500~3,750 円/年 | 3,000~4,500 円/年 | 3,500~5,250 円/年 |
150~200 | 3,750~5,000 円/年 | 4,500~6,000 円/年 | 5,250~7,000 円/年 |
200~250 | 5,000~6,250 円/年 | 6,000~7,500 円/年 | 7,000~8,750 円/年 |
250~300 | 6,250~7,500 円/年 | 7,500~9,000 円/年 | 8,750~10,500 円/年 |
300~350 | 7,500~8,750 円/年 | 9,000~10,500 円/年 | 10,500~12,250 円/年 |
【30円/kWh・各レンジ中央値で算出】
年間消費電力量の中央値 | 年間 | 月あたり目安 |
---|---|---|
75 kWh | 約2,250 円 | 約188 円/月 |
125 kWh | 約3,750 円 | 約313 円/月 |
175 kWh | 約5,250 円 | 約438 円/月 |
225 kWh | 約6,750 円 | 約563 円/月 |
275 kWh | 約8,250 円 | 約688 円/月 |
325 kWh | 約9,750 円 | 約813 円/月 |
省エネ基準達成率:158%(2021年度基準)
省エネ基準達成率とは、国が定めた省エネ目標をどのくらい達成しているかを示す数値です。
100%を超えているほど省エネ性能が高く、電気代の節約に繋がります。

運転音:約28dB(静音設計)

アイリスオーヤマのセカンド冷凍庫(IUSD-14A)は、静音設計 約28dB。
これは「木の葉が触れ合う音(約20dB)」や「ささやき声・深夜の住宅街(約30dB)」に近い静かさです。
一般的に、
- 60dBを超えると「うるさい」と感じる人が増え、
- 85dB以上になると「健康被害の恐れ」があるとされています。
その点、28dBは生活音に紛れるレベルなので安心です。
我が家では対面キッチンに設置していますが、リビングで過ごす分にはまったく気になりません。冷凍庫のすぐ近くに行くと、わずかに「ジィー」という稼働音が聞こえる程度です。購入直後、まだ食材を入れていない状態では稼働音が少し強めに感じられましたが、最大でも一般的な冷蔵庫と同じくらいのレベルでした。
結論として、日常生活の中で気になることはほとんどない静音設計だと実感しています。
参考までに下記の表に騒音レベルをまとめています。
騒音レベル | 例 |
---|---|
20dB | 木の葉の触れ合う音 |
30dB | ささやき声、深夜の住宅街 |
40dB | 図書館、静かな住宅地の昼間 |
50dB | 静かなオフィス、エアコンの室外機(近距離) |
60dB | 普通の会話、テレビの音 |
70dB | 掃除機、電話のベル |
85dB | 交通量の多い道路、健康被害の恐れ |
方式:ファン式(自動霜取り)

家庭用セカンド冷凍庫には、大きく分けて「直冷式」と「ファン式」があります。
我が家がおすすめするのは ファン式冷凍庫 です。
【直冷式の特徴】
- 本体価格が安い
- 消費電力は少なめ
- ただし霜がつきやすく、定期的な霜取りが必要
- 霜が増えると庫内が狭くなり、冷却機能が落ちて電気代アップ
- 温度ムラが起きやすく、食品が均一に凍らない場合も
【ファン式の特徴(おすすめ)】
- 自動霜取り機能付きでメンテナンス不要
- 庫内全体を均一に冷却できるため、温度ムラが少ない
- 直冷式よりも本体価格がやや高め
- 消費電力は直冷式より多め
長期的に使うなら、手間がかからず食品を安定して保存できる「ファン式」がおすすめです。
我が家の失敗談

一度、冷凍庫の扉にマグネットフックを付けて鍋つかみをかけていたところ、それがドアに挟まったまま閉まってしまい、真夏に約9時間開けっぱなし状態に…。
翌朝には食品が半解凍になり、アイスは全滅という失敗をしました。
この経験から「ドア周りには物を置かない」と徹底するようになりました。
それ以降はこのようなミスは一切なくなりました。

まとめ|アイリスオーヤマ セカンド冷凍庫はこんな人におすすめ
- 業務スーパーやコストコでまとめ買いをする家庭
- ふるさと納税などで冷凍食品が多く届く家庭
- 離乳食や作り置きをストックしたい人
- 外食を減らして食費を抑えたい人
- 買い物に行く頻度を減らして時短したい人
電気代はわずかに上がるものの、食費の節約・時間の節約・安心感というメリットの方が大きいと感じています。
共働き・子育て世代で二台目の冷凍庫を検討している方には、アイリスオーヤマ IUSD-14Aを自信を持っておすすめします!
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