
ねぇ、今の家、ちょっと家賃高く感じない?

高いよね、実は家賃って交渉できるの知ってた?

え!そうなの?どうやるの?
この記事を読んでわかること
家賃交渉は意外と「できる」もの!

【 結論 】
賃貸でも家賃は交渉できます!
実は、家賃は一度決まったら固定ではありません。
退去や更新時、または空室が目立つ時期には、家主や不動産会社にとっても「値下げしてでも埋めたい」ことが多く、交渉の余地があります。
【 我が家の実体験 】
家賃:55,000円
築50年、駅徒歩5分、2LDK
居住して2年目で家賃交渉(管理会社経由でオーナーに交渉)
結果
家賃:5,000円の値引きに成功して、家賃が50,000円になりました。
交渉時に使った4つのポイント

- 空室率・タイミングを読む
→ 退去シーズンや空室期間が長いと、交渉は通りやすい! - 継続入居の意思を示す
→「長く住むので少し安くしてもらえるとありがたいです」 - 賃貸物件に不備があった際に報告+家賃交渉!
→ 管轄義務違反にならないためにも不備がある際にはすぐにメール!
→管理会社と連絡するタイミングで家賃交渉メールも送る。 - 周辺相場の比較資料を用意
→「近隣の物件は〇〇円台が相場」と数字で示す
家賃交渉のタイミングはここが狙い目!

タイミング | 理由 |
---|---|
更新の1〜2ヶ月前 | 長期入居のメリットをアピールできる |
賃貸需要 閑散期 | 5月~8月、11月~12月がねらい目 |
入居前の契約前 | 最も交渉しやすいタイミング |
タイミングは上記になります。
しかし、後述しますが家賃の交渉をしたいと思ったときに行動するのもアリだと思います!
継続入居の意思を示す

居住年数が2~3年になると更新時期になると思います。
その更新時期の前に、家賃交渉をしましょう!
ただ、「更新時期だから家賃を下げて」では良い交渉とは言えません。
退去の有無に関わらず、
「現在、退去も検討しています。しかし、今よりも家賃を5000円でも下げていただけるのであれば住み続けようと考えています」
と伝えると良い交渉になります。
もし、これで断られても退去の検討だったので、
何事もなかったかのように住み続けて良いと思います。あくまでも検討ですからね。
賃貸物件に不備があった際に報告+家賃交渉!

小さなことでも管理会社に連絡を!
連絡を取る際には、形に残るメールなどがおすすめです。
それが家賃交渉の第一歩です!
私の経験上、本当に些細なことでも
管理会社と連絡を取ることはとても大切です。
というのも、私が住んでいた物件は築年数が古く、次のような不具合が次々と発生しました。
- 換気や掃除をしていても畳にカビが生える
- ドアが突然開かなくなる
- 洗面所の床に大きな亀裂が入る
そのたびに、私は管理会社へ写真付きで報告し、状況を共有しました。
こうしたやり取りは、こちらが入居者としての「注意義務・報告義務」を果たしている証拠になります。
報告せずに放置してしまうと、場合によっては
「借主の過失」と見なされ、原状回復費用を請求されてしまうこともあるのです。
さらに大事なポイントはここからです。
賃貸契約では「通常の生活が問題なくできること」が前提として、家賃が設定されています。
つまり、住居の不具合が生活に支障をきたすレベルであれば、
「この家賃は適正なのか?」という疑問が生まれて当然。
このタイミングこそが、家賃交渉の絶好のチャンスです。
例えば私の場合、頻繁な修繕依頼や設備トラブルの記録をもとに、
過去に何度も修繕依頼や報告をした上で、
「生活に支障が出ているため、家賃の見直しをご検討いただけませんか?」
と交渉した結果、毎月5,000円の家賃減額に成功しました。
周辺相場の比較資料を用意
賃貸物件アプリで周辺物件よりも自身の家賃が高い場合は交渉のチャンスです!
居住中の建物の別部屋が賃貸募集をしている場合はさらにチャンス!
まずは、SUUMOアプリで居住中の建物に別部屋の空きがないか、
周辺物件は居住中の建物と比べて相場はどうかを確認しましょう!

(引用:SUUMO)
長く住んでいると周囲の部屋の方が安くなっていることが多くなります。
大前提:交渉を断られることもある
もちろん、全てがうまくいくとは限りません。
一度断られても、ChatGPTに相談しながら、
他の提案(例えば共益費減額など)も検討してみましょう。
- 管理会社によっては取り合ってくれない場合も
- 人気物件や空室待ちが多い物件は難しい
- 伝え方を間違えると印象が悪くなることも
しかし、家賃交渉はノーリスクです。
交渉が断られたとしても退去しなければならないわけではないです。
私の好きな言葉があります。
「明日やろう は ばかやろう」
「失敗して当たり前、成功出来たら男前」
(引用:プロポーズ大作戦)
家賃交渉はタイミングとも言いましたが長い期間住んでいるなら、今すぐ交渉しても良いくらいかもしれません。
仮に交渉に失敗しても今まで通りに住んでも良し。
家賃に不満があるなら引っ越しを本気で検討も良し。
合わせて下記の2記事も参考にしてみてください!
↓↓【退去費用を節約】↓↓
↓↓【引っ越し代を節約】↓↓
家賃交渉のやり方まとめ

ステップ1:相場を調べる
・入居前であれば他と似たような物件で比較検討するのもよし。
・入居中であればご自身が何年居住しているか確認する。
・スーモやホームズで同条件の家賃をチェック!
ステップ2:伝える内容を整理
・感情ではなく「事実とメリット」で伝える。
→ChatGPTに相談するとよりまとまりやすくなります。
手間を省きたい方には下記のテンプレートを貼り付けでメールを送るだけでオッケーです!
【 交渉分テンプレート 】
お世話になっております。
〇〇に入居中の〇〇です。
近隣相場などを踏まえて、家賃の見直しをご相談させていただきたくご連絡しました。
長く住みたいと考えており、少しでもご配慮いただけましたら幸いです。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
ステップ3:管理会社や大家に連絡
管理会社や大家さんへ連絡をする際は、
電話よりもメールや書面など、記録に残る方法をおすすめします。
口頭でのやりとりは後から「言った・言わない」のトラブルになりがちですが、
文章でのやりとりなら証拠がしっかり残ります。
また、メールや書面を通じてのやりとりは、相手に慎重な対応を促す効果もあります。
曖昧な表現や強引な要求なども抑えられる傾向にあるため、
交渉を冷静に、かつ優位に進めるためには有効な手段です。
さらに、相手から返信が来たら、ChatGPTに相談しましょう!
客観的な視点でアドバイスを得られるので、
感情的になりやすい交渉ごとも、冷静に進めることができます。
「この言い回しで大丈夫かな?」「相手の主張は妥当?」といった判断も、
その場でプロの意見を得るような感覚で確認できるので安心です。
まとめ
家賃交渉は「言ってみるだけでも価値アリ!」
- 家賃は「言ってみるだけ」でもチャンスがあります
- データと冷静な伝え方で成功率はアップ
- 記録が残る手段+冷静な判断材料が重要
- 固定費が下がれば、家庭のゆとりが増える
おわりに
交渉は私にはちょっと難易度が高いな~と思う方も、
まずは一度、今住んでいる家の家賃をチェックするだけでもしてみてください。
相場とのズレがあるなら、交渉してみる価値は十分あります!
「知らなかった…」とあとで後悔するより、
「言ってみたら意外とOKだった!」という結果を目指しましょう。
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